酒はいつ造るのか?

最近、思う事の一つに酒はいつ造るのだろう?

「寒造り」と言う言葉があるように冬に造るのが普通ですが、四季醸造と言うように1年間造っています。

四季醸造は灘の大手の酒蔵が冬だけでは酒が造りきれないので始まったと思いますが、今は地方の小さな蔵が四季醸造になっています。

メリット

メリットは何と言っても1年間に何十回も酒造りができる。

昔、10年かかっていた経験を1年、2年で経験できる。

小さなタンクで仕込むので新しいチャレンジも出来る。

酒を造る杜氏や蔵人を季節労働ではなくて1年間雇用できる。

デメリット

なんと言っても季節感がないですね!

世の中、だんだん季節感がなくなっています。

これで良いのか?

一年中酒を造ると一年中新酒、一年中搾りたて・・・・・

新酒は新米で造るものと思っていたけど、古米使っても新酒・・・

なーんだか微妙です。

日本酒は国酒

日本酒は国酒だから季節感を大切にしたいと思っているのは俺だけか!

新米で新酒が良いわ!