マリアージュ

第三の味わい

ワインと料理の組み合わせを説明する時によく使わられるのが、「マリアージュ」と言うフランス語です。

意味は「結婚」

ワインと料理の組み合わせをこんな言葉で表現するなんて、フランス語は本当におしゃれです。

マリアージュ

マリアージュは、お酒と料理が全く異なる「香り」「味わい」「後味」「余韻」であるにもかかわらず、口内で一緒になることによって、別の味わいが生まれる事。

他人同士が結婚し、新たな家庭ができ、子供が生まれる、第三の新しいものが生まれることがあるたとえです。

組み合わせ

お酒ではありませんが、凝縮した味わいの生ハムにジャムのように甘くなった完熟メロンを組み合わせる「生ハムメロン」も第三の味わいです。

濃厚で甘い熟成酒に、ピリリと刺激のある青かびチーズや、ねっとりした凝縮した豆腐の味みそ漬けなどを合わせるのは、マリアージュ的楽しみです。

ちなみに

甘味や酸味やうま味成分が含まれない焼酎は、甘い味わいと相性が良いです。

甘くてとろりとした九州産の醤油で食べるお造りは芋焼酎や麦焼酎がすこぶる合いますし、鹿児島本場のかなり甘い味付けののとんこつ(豚の角煮)やさつまあげは薩摩芋焼酎と相性が良いです。

ワインの概念

これまではワインの概念です。

日本酒にあてはめることもできますが、日本の食分野にはありません。

 

次は日本酒と料理です。