アルコール添加

醪にアルコールの高い焼酎などを添加すると腐りにくくなることは江戸時代知られ、行われてます。

その後、醸造アルコールを添加する技法は、昭和17年に戦争中の原料米不足対策として認可されました。

今は!

戦争中は酒の量を増やすことが目的でしたけど、今は「香味の調整」を目的とされています。

醸造アルコールは味わいを軽快化したり、アルコールの刺激を増して辛口テイストにすることができる。

吟醸酒などは「吟醸香」と呼ばれる独特の香気成分を引き出すために少量のアルコールを添加することもある。

全国新酒鑑評会

全国新酒鑑評会などは吟醸香の発現性が良し悪しの基準になる事が多く、出品酒のほとんどはアルコール添加したアル添系の酒です。

純米酒

純米酒が一番いいとは思いませんが、アルコール添加が始まったのが、江戸時代のお酒の腐り防止、戦争時の米不足対策なのに!

おいおい!戦後何年かよ!

そろそろアルコール添加を止めた方がいい時期にきていると個人的には思っています。