生がつく酒

日本酒には生がつく酒が3種類あります。こらがまたごちゃごちゃしてるんです。

「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め酒」

生酒

通常日本酒は、品質を安定させるために火入れ(低温加熱殺菌)を2回行います。

この2回の火入れを全く行わないものを生酒と言います。瓶内に酵素が残っているので流通や保管に最新の注意が必要。

昔は蔵元に行かないと飲めなかった。

生貯蔵

2回の火入れのうち、2回目だけを行ったもの。

早飲みできるフレッシュなタイプ多いいのが特徴です。

生詰め酒

2回の火入れのうち、1回目だけを行ったもの。

火入れを行ってから半年間熟成させて出荷されるものがあり「冷やおろし」と呼ばれています。

※生って書いてあるからといってよく見て買って下さい。

あらばしり

醪を酒粕と液体に分けるために絞ることを上槽と言いますが、その際、最初に出てくる液体を「あらばしり」「初取り」と言います。

中取り

「あらばしり」に対し、次に採取する部分を「中取り」と言います。

「中汲み」「中垂れ」とも呼ばれます。

品評会に出す部分はこの部分です。

「責め」

絞りの最後の部分。強い圧力をかけて絞るので雑味が多いいです。

「あらばしり」「中取り」「責め」と分けて販売している蔵もあるので見つけたら買って飲み比べも楽しいですよ。