日本酒雑学16日本酒の甘辛
辛口の酒
「辛口の酒ください」は「おいしい酒ください」と当店は思っています。
日本酒の味は甘口、辛口ではなく、「甘味が多いか少ないか」で判断します。
日本酒は米で出来ています。
糖分を徹底的にアルコールに変えたとしても、お米ならではのうま味や甘さが必ず残ります。
その甘みが抑えめなのか、多いのか、その度合いを見分けることで、好みのタイプがわかります。
日本酒度
大辛口 6以上
辛口 3~6
やや辛口 2~3
普通 -1~+1
やや甘口 -3
甘口 -4~6
大甘口 -6以上
酸度
酸は、お酒のキレを、アミノ酸は、うま味やコクを生み出します。
「日本酒度」と「酸度」「アミノ酸」の組み合わせによってお酒の味わいが変わります。
「日本酒度」がマイナスで甘口の酒でも、「酸味が高い」と甘くなくなります。
「日本酒度」がプラスでも「酸味が低い」と甘く感じます。
アミノ酸
「日本酒度」がマイナス(甘口)でも「アミノ酸が高い」場合は濃いいものの甘くなくまります。
反対に「日本酒度」がプラス(辛口)でも「アミノ酸が低い」場合は軽快で優しい甘味があります。
※酸とアミノ酸でも甘辛が違ってきます。