辛口の酒

「辛口の酒ください」は「おいしい酒ください」と当店は思っています。

日本酒の味は甘口、辛口ではなく、「甘味が多いか少ないか」で判断します。

日本酒は米で出来ています。

糖分を徹底的にアルコールに変えたとしても、お米ならではのうま味や甘さが必ず残ります。

その甘みが抑えめなのか、多いのか、その度合いを見分けることで、好みのタイプがわかります。

日本酒度

大辛口   6以上

辛口    3~6

やや辛口  2~3

普通    -1~+1

やや甘口  -3

甘口    -4~6

大甘口   -6以上

酸度

酸は、お酒のキレを、アミノ酸は、うま味やコクを生み出します。

「日本酒度」と「酸度」「アミノ酸」の組み合わせによってお酒の味わいが変わります。

「日本酒度」がマイナスで甘口の酒でも、「酸味が高い」と甘くなくなります。

「日本酒度」がプラスでも「酸味が低い」と甘く感じます。

アミノ酸

「日本酒度」がマイナス(甘口)でも「アミノ酸が高い」場合は濃いいものの甘くなくまります。

反対に「日本酒度」がプラス(辛口)でも「アミノ酸が低い」場合は軽快で優しい甘味があります。

※酸とアミノ酸でも甘辛が違ってきます。