千代の光吟醸造り
新潟で一番最初に取り引きをした蔵
新潟の千代の光酒造は、当店が新潟県で一番最初に取り引きを始めた蔵です。
新潟は端麗辛口だと思っていますが、新潟市を境に南の方は少し辛口で北の方は辛口になっています。
千代の光は南の方で少し甘口の酒質です。
千代の光吟醸造り
精白50％以上の酒は大吟醸と名乗っても良いからと、精白50％の商品をこぞって大吟醸と名前を付けます。
千代の光の吟醸造りは30年以上も前から精白45％
それも新潟の酒造好適米の「五百万石」
「千代の光 吟醸造り」のラベルは30年以上も変わっていませんが、今見てもそんなに古くは見えません。
味も変わらないようにみえますが、確実に進化しています。
せんべいと精白
いまでこそ精白、精白と言っていますが新潟の蔵は30年以上も前から精白は日本一です。
他の県と精白は10％以上は上でした。
新潟県になぜ煎餅屋さんが多いいのか？
米どころと言うのもありますが、酒蔵の精米歩合が高いと言うのも関係しています。
米を50％以上精白すると、ぬかが白いです。
白いぬかがでます。
ぬかと言ってもそれは紛れもなく米ですから、それで煎餅を作っていました。
だから、新潟県に亀田製菓、越後製菓等の大手の煎餅屋が多いいのです。
酒蔵の精白の良さも新潟に煎餅屋が多くなっているのも少しは関係していると思います。