日本酒を料理に使おう

「口にあわない日本酒だけど、捨てちゃうのは・・・」

「日本酒をもらったけどお酒飲めなくて・・・」

「忘れてて古くなった・・・」

料理酒っていうのがあるぐらいだから、日本酒の利用法は定番です。

日本酒にはアルコールをはじめ、アミノ酸などのうまみ成分のほか料理がおいしくなる成分がたくさん含まれています。

煮物に

煮物に使うのは、日本酒パワーを一番活かせる使い方です。

アルコールには素材をやわらかくしたり、魚などの臭みをおさえたり、味をしみこみやすくする作用があります。

また、アミノ酸などによりうまみがプラスされます。

日本酒を入れるのは、他の調味料を入れる前がいいですよ。

焼き魚に

魚に日本酒をかるく振りかけてから焼くと、きれいな焼き色に仕上がります。

焼いた魚や干物が冷めてかたくなってしまった時には、日本酒を振りかけてからラップしてレンジで温めなおすと、ふんわり感が復活します。

ごはんを炊くときに

ごはんを炊くときにお米3合あたりに大さじ1~2杯の日本酒を入れると、つやがあってふっくらしたご飯ができます。

冷めてもおいしいそうなんで、おにぎりやお弁当いいかもしれません。

特に、古くなってしまったお米に日本酒を入れて炊くと、においが抑えられておいしくできるそうです。

冷めてしまったり冷凍で保存しておいたごはんをレンジで温めなおすときも、日本酒を振りかけてから温めるとおいしくできますよ。

鍋料理などにも

鍋物に日本酒を入れると、素材が柔らかくなるし、味がしみこんで美味しさも増します。

しゃぶしゃぶやる時に、お湯の中に昆布と日本酒を適当に入れると、肉や野菜が美味しくなりますよ。

なにしろしゃぶしゃぶが終わってからの出汁がうまいんですよ。醤油を入れれば、おいしいスープになります。

日本酒を風呂に入れる

日本酒風呂は銭湯やスパなんかで見かけます。

ある女優さんが日本酒風呂に入っているという話を雑誌で見たことがあります。その時は女優だから大吟醸とか入れているかもいれませんが・・・

日本酒の効果

アルコール効果で体があたたまります。特に冬は良いです。血行が良くなるから、肩こりなどにいいかもしれません。

私もときどき酒風呂しますが・・・

ホカホカ感が長続きします。毛穴が開いて、体の汚れが落ちやすいです。体を洗うのが大変なお年寄りなどは助かると思います。

日本酒はアミノ酸が豊富に含まれていますので、肌にはいいんでしょうね。

日本酒風呂の入り方

入れる日本酒の量は、まずはコップ1杯ぐらいからにして下さい。

1升びん1本ぐらい入れる人もいるようですが、いきなりそんなに入れるとアルコールに弱い方は酔ってしまいます。

風呂で温まっとぃるから余計あぶないですよ。

お湯はぬるめにしてください。

日本酒風呂はあったまりやすいんで、温度が高いとのぼせてしまいます。ぬるめのお湯にゆっくりつかれば、しっかり温まります。

入れる日本酒は残った日本酒、古くなった日本酒等何でも良いのですが、純米酒や吟醸酒などの特定名称酒がお薦めです。

お風呂から出る時はシャワーで流さない方が日本酒の成分が残っていて良いのですが、匂いとか気になるようでしたら軽く流してください。

化粧水に

化粧水に使う日本酒は純米酒が良いです。

余分なものが入っていないですから。

はじめは手に付けるなどして何ともないか試してから使って下さい。水で少し薄めても良いです。

湿布に

以前、野球選手がけがをした時に日本酒を縫って治したと言う話を聞いたことがあります。アルコールの効果で血行がよくなるのではと思っています。

のどが痛い時もタオルに日本酒をしみこませて首に巻くと効果があるこうです。

おばあちゃんの知恵袋ですね。